値動きが激しいビットコイン。それについて調べたことをまとめた。
ビットコインとは
暗号資産のひとつで、世界で初めて開発された。開発者はサトシナカモトという、名前以外は不詳の者が発表した論文をもとに作成されたもの。
ビットコインの大きな特徴の一つである「ブロックチェーン技術」により保護され、インターネット上で売買でき、海外ではショッピングなどの決済に利用できる。
ビットコインは発行元がコンピューターのプログラムで管理され、また発行数の上限がある。
管理者がいないが、ビットコインのネットワークに取引記録が載る。これはだれでも閲覧できるが改ざんができない。
ビットコインのネットワーク上には維持管理に貢献するマイナー(採掘者)がいる。マイナーが取引データに不正がないかをチェック、ブロックに取引データを書き込んでいる。マイニングが完了してはじめて、取引が承認される。取引記録は残り、だれでも閲覧できる。が、匿名での公開になるためプライバシーは守られる。
ビットコインのメリット
上記のように、ブロックチェーン技術により高いセキュリティがある。また個人間での取引となるため、既存の中央集権を否定できる。
法定通貨はその国の信用度で左右される。そのため、紙屑になる可能性もある。ビットコインは独自のセキュリティと発行数の上限が設けられていることや、政情不安に左右されないという側面をもつ。
発行上限は2100万BTC。2040年までに発行される予定。
ビットコインのデメリット
ビットコインを買うと、「ウォレット」という財布のようなものに入れられる。これには、秘密鍵(シークレットキー)がある。秘密鍵は口座番号と一緒。これを見られると、自分が保有しているビットコインが流出する可能性が高まる。
取引所がサイバー攻撃にあうと、自分が保有しているビットコインも流出する可能性もある。
マイナーに不正できない
取引する時はアドレスは暗号化され匿名になる。またアドレスを改ざんを試みても、ハッシュ関数により一文字を入れると長く複雑な文字列になるため、膨大な時間とコストがかかる。つまり、割に合わない。
また、6回承認するマイニングをして取引が完了するため、不正をしても他のマイナーが処理する過程がある。
ただし、マイナーの半数以上が不正すると安全性は損なわれる。
法的な保障制度はない
法定通貨の円であれば銀行の預金保護制度があるが、暗号資産にはない。当然、取引所にハッキングされてIDやパスワードが漏洩する危険性もある。また流出した暗号資産を保障するものもない。
取引所の選び方
金融庁のHPから登録業者を確認できるため、そこから選ぶ。
以下を参照ください。
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